第一回 個人的アルバムレビュー the pillows「Smile」(前振り)
スマーイルゾウユアハートエイキーングスマーイル
ってのはジョーカーのトレイラーで流れていたSmileの方だった
アレはいい映画だったが、今日話す話題ではない。
今日話していくのは前回このアルバムレビューしていくキッカケとなった。
the pillowsの2001年発売のアルバム「Smile」についてだ。
2001年となると宇宙の旅とかモーニング娘。だのが超良跋扈してた時代だが私は当時ピカピカの小学一年生だった為、ポ◯モン、ベイ◯レードなんかに夢中だった。
当時の私にタイムスリップしてこのCDを渡してやってこう言いたい。
「今は聞いても分からないだろうがいずれ必要になる…」
そんな意味深なことを言ってバックトゥザフューチャーしたら見知らぬおっさんからCD渡されたことがトラウマでthe pillows聴かなくなってたとか笑顔恐怖症とかになってたら目も当てられないので、もし、デロリアンがあって、私がペーパードライバーでなくても、過去の自分にこのアルバムは渡さないだろう。
そもそもこのアルバムはthe pillowsを好きになりかけてる友人とかに真っ先に貸すリストには絶対に入らない。
なぜなら、このアルバムはthe pillowsの全曲を統括して見ても余りに「いぶし銀」や「ピーキー」な曲が集いすぎているからだ…
私は野球に明るくはないが、球団に例えるのならば「巨人」では確実にない。
the pillowsのアルバムの中で「巨人」に位置するようなアルバムを選ぶなら個人的には
「HAPPY BIVOUAC」、「LITTLE BUSTERS」、「Please Mr Lostman」あたりが採用されるだろう。
それほどまでにthe pillowsの楽曲の中でもスター選手級の楽曲(ベスト盤に選出されたり、アニバーサリーライブ、シングルライブ等で披露される定番曲)が前述の2アルバムには多数収録されている。
だがしかし、今回書くSmileはぶっちゃけた言い方をすると三曲目の「この世の果てまで」しかスター選手は居ない。
(まぁ、そのスター選手は一曲で他のアルバムの曲とやりあっていけるようなモンスターソングなのだが)
他のアルバムだとスター選手のような曲2.3曲はあるがこのSmileには一曲しかない。
一時期の楽天イーグルスのような様相である
(田中将大、いわゆるまーくんが大暴れしてた頃)
だがしかし、この世の果てまで a.k.a 田中まーくんだけでいいチーム(アルバム)だと言えるのかと言うと決してそうではない。
スター選手(楽曲)が輝きつつ、他の選手(楽曲)も活躍しなければ、いいチームだとは言えないし、勝利など出来ないのだ…
と、だいぶ野球に思考が持ってかれていた、勝利って何に勝利するんだ。
とかく、言いたいこととしてはスター選手は「この世の果てまで」のみなこのアルバムがなんだかんだみんなに愛されるのはどうしてかという理由と個人的な思い出なんかを絡めて行けたらなんて思う。
長くなってきたからここで切る。
長ったらしく意味もない文章をここまで読んでくれた方には感謝する、ではまた。