大学の先輩とホラーより恐ろしい夜 前編 〜映画の思い出シリーズ〜
僕は音楽もめちゃくちゃ好きだけど、映画もめちゃくちゃ好きだ。
家族が映画好きなこともあり、色んな映画を魅せてもらってたので週に一度くらいは映画を見る習慣が物心つく頃にはついていた。
そんな中でも忘れられない映画体験がある。
今日は大学の先輩と体験した滑稽であり恐ろしい夜の話をしようと思う。
当時、大学二年生だった僕は大学の近くに一人暮らしをしていた。
だいたいの大学近くに住む大学生がそうなるように僕の家も僕の所属していた軽音部の部員の溜まり場や宿の代わりに使われていた。(そこで料理スキルが高まった部分も大いにある 笑)
そして、今日の話に出てくるM先輩(男)は部活動外でもバンドをやっており、スタジオ練習帰りに僕の家に泊まることが多くあった。
その度に、M先輩はお土産として、ビールやおつまみ、映画のDVDなんかを持ってきてくれていたのだ。
その日はたしかこんな冬と秋の間くらいの少し肌寒くなってきた日の夜だったと思う。
その日もM先輩がスタジオ練習を終えてうちに泊まりに来た。
M先輩はいつものようにお土産やとつまみとビールを渡してくれて喜んだことも覚えている。
ただ、その後に今日これ見たいねんと先輩が出してきたDVDに問題があった。
その時の僕はそんな恐ろしいものだと分かってなかったが今、止められるなら確実に止める。
そんな一撃で男をノックダウンするような下手なホラー映画よりも恐ろしい映画だった。
その映画の名前は…
「秒速5cm」
後に「君の名は」で世間を席巻する新海誠監督の代表作のひとつだった…
TO BE CONTINUED …
ここまで読んでくださってありがとうございます。
あんまり長すぎるのもよくないかと思い、前後編の作りにしてみました 笑
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