健康優良不良青年

日々のこと、音楽や映画、漫画なんかの好きなものの話

バスターズになる前の話。

 

新年一発目ですね、あけましておめでとうございます。

なんとかぼちぼちアップダウンしながら生きてます。

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#バスターズになる前のバスターズ

ハッシュタグがどうしても140字で書けそうになかったのでブログで

相変わらずまとめんのへたくそでごめんなさい。

以下、過去話です、微妙に暗いのでご注意です。

 

閉塞した田舎町に住んでる中学生で、イケてるグループとは距離感があって、かといってオタクっぽいグループの子たちにもガッツリは馴染めなくて、どっちにも行き場がなくて何か夢中になったり、これが自分のアイデンティティだ!って物を探していた。

あと、地元の特色とも言えるけど、無個性的だったり主張の低い優等生みたいな人が良いとされる風潮がとても強かった。

なんていうかそういう意味でも封建的だし、個性だったり人間性は加点方式じゃなく、減点方式で見られることが多い場所だった。

僕の中で当時唯一誇れることがあるとすれば、本を読むのが好きでずっと図書室や図書館に通って色んな本を読んだ。

いまだに形は変われど人の文章やネット小説とかを読んだりするのが好きなのはこの読書癖があったせいかもしれない。

本の中には個性をしっかりと持った人物が、各々のアイデンティティをしっかりと持って、お互いを認め合ったり、時にぶつかりながらしっかりと"生きていた"。

僕のその頃の生活よりもしっかりと"生きていた"

だからこそ、とても憧れたし、そんな風に生きれる場所に行きたい。

とにかく地元を出たいって思ってた。

高校から地元を少し離れるチャンスは一つだけしかなくてそれが寮制のある県立高校に合格することだった。

だがしかし、それも実力不足で不合格。

家から自転車で通える高校に志望校を変更、

地元からの脱出には見事に失敗した。

地元から通える高校は定員割れだったので、家で勉強してるフリしてネットで色んな音楽を漁っていた。

スケットダンスで知ったFUNNY BUNNYを聞いて志望校に落ちて夢の潰えた当時の自分には少し酷だったし、惹かれるものもあったけどガッツリハマる感じはなかったと思った。

その後、弟の影響で見てたスティッチ!のOPからRodeo star mate を聞いて

「こんなご機嫌なロックをやってるバンドが日本に居たのか!そんでFUNNY BUNNY 歌ってた人なんか!」って思ってthe pillowsにどんどんハマっていった…

って感じですかね。

そのあとは音楽漁りまくって聴きまくる量と深度が多少深まって、典型的な商業音楽に中指立てるボーイになったり、パクリに対して過敏になるボーイになって痛々しい高校時代を過ごした(節子、それパクリちゃう、オマージュや)

 

中高時代のことは未だに思い出すとイライラしたり、恥ずかしくて腹を掻っ捌きたくなったり、特定の地元の奴らへの恨みが再燃してしまったりする自分の中のヘドロのようなものだけども時が経って薄まってくれたりしたらいいなと思ってる。

日にち薬って言うし、自分のルーツだから避けては通れないのもあるし、帰るたびに掘り返される部分もあるけど。

一応そんな奴でも、なんとかかんとか前に進めたのは地元からの脱出したい…って精神とそれを支えてくれる音楽って趣味にthe pillowsが出会わせてくれてthe pillowsの歌やさわおさんの言葉が支えてくれたから。

だから、特別なバンドだし、これからも一番好きなバンドであり、ある種、僕にとって親代わりのような存在。

僕の人生がバッドエンドかハッピーエンドかもまだ分からんけどthe pillowsと出会えたこと、音楽を好きになったことで出会えた人や場所にはいい思い出の方が圧倒的に多い。

だから、the pillowsと出会えて本当によかったなって改めて思った。

そんな感じで以上です。

みなさんのルーツも聞きたいな

NEST 姉さん素敵なお題をありがとうございました。(こんな暗い話でお目汚しして申し訳ないです…)

ここまで読んでくださった方がいらっしゃればありがたいです、ではまた。