健康優良不良青年

日々のこと、音楽や映画、漫画なんかの好きなものの話

メメント・ワニ 〜100ワニ映画感想〜

 

「やめておけ お前らにゃおれは殺せねェよ

人はいつ死ぬと思う…?」

「心臓を銃で撃ち抜かれた時…違う」

「不治の病に侵された時…違う」

「猛毒のキノコのスープを飲んだ時…違う!!」

「…人に忘れられた時さ」

 


上記は日本が誇る漫画ONE PIECEのDr.ヒルルクの名言である。

僕自身、冬島のエピソードはめちゃくちゃ好きだし、いつ見ても心が震える名シーンまみれで

ヒルルクもチョッパーも大好きだ。

しかし、Dr.ヒルルクあなたは間違っている。

ある作品を見て僕はそう思ってしまった。

人に忘れられた時、それも人が死ぬ時かもしれない。

人が本当に死ぬ時は…

 

 

 

「自分の葬式をポップアップストアにされた時さ」

 

 

 

 


メメント・ワニ

〜◼️◼️◼️◼️を想◼️〜

 

 

 

 


◼︎そもそも100ワニとは


Twitter発信の日めくり4コマ漫画っていうのがジャンルになるかな?

概要については↓のリンクの記事が端的にまとまってるし、多角的かつコミカルに書いてあって読みやすいと思うどす。

 

100日後に死ぬワニとは (ヒャクニチゴニシヌワニとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

作品に対しての解説だけでなく100ワニを取り巻く電通案件とか当時の反応に関してとかもしっかり上に書いてある。

僕も読むまでぶっちゃけ電通案件だと思ってたけど色々違うらしいっす。

いきものがかりの主題歌、カメ止めで有名になった上田監督による映画化も

どこまでがほんまかは分からんけど本人達が自主的に希望したらしい。

とりま上の記事読んでみてください。

ここから先は読んできたorある程度100ワニを知ってる程で進めるからね?!

いいね?!

 

 

◼︎なんで100ワニはスベったのか?


ちょっと脱線っぽく見えるがそもそもこの映画を見る前に原作の評価や風評は切り離せないと思う。

僕自身原作100ワニは熱心に読んでたってわけじゃないけども、ワニのアカウントはフォローしていたし、カウントダウンのように日にちが減っていくのは新しい漫画体験で日めくりカレンダーのように感じた。

通知をつけてまで次の更新を待つ人が居たのも大いに分かる。


だがしかし、最後はスベったと思う。

「ワニw」みたいにネタにしがちになる理由も分かるほど肝心な100日目の最後の最後で滑っていた。


何が起きたのかご存知ない方もいらっしゃると思うので何があったかというと。

タイトル通りワニの死が感動的に描かれた直後に


いきものがかりのタイアップPVが流れた

   (これはまだいい)

・書籍化決定の告知

   (んー…まぁ、あるわな)

追悼ポップアップショップが開かれた

   (これが悪かった)

 


という怒涛の告知で一気にカネの匂いを漂わせてしまったのがスベった理由だと思う。

あと、Twitterで無料で連載していた漫画だったってとこも余計に、商業的匂いを強く感じて多くの人が興味を失ったり評価が落ちた理由の一つかな?とも思います。

あと、こじつけじみたところと、どこまで嘘かほんまか分からんけど、電通案件とされるのも

100ワニ連載までは、そんなに飛び抜けて有名じゃなかったイラストレーターさんに

 

いきものがかりって国民的アーティストとのタイアップPVという大型タイアップ

・いきなりのポップアップショップ

 

ってのが電撃的に発表されたら

広告代理店との繋がりを勘繰る人も多いかと思う。

実際、僕も電通案件だと思ってた。


よりにもよって死を描いた感動的な物語の完結の直後に、大きな金の匂いがする動きが行われてしまったばっかりに、ワニの死、引いては作品自体がチープなものと感じた人が多かったんではないかと思う。

中でも個人的に一番酷く感じたのは

 


追悼ポップアップストア


やはり、これに尽きる。


「グッズが発売されます!」程度ならよかったけど

「追悼」ってワードと死者を意味する輪っかと羽をつけたワニ(ドラゴンボールの悟空のパロディなのかもだがこれも絶妙にスベッている。)のイラストで「ポップアップストア開催!」の告知はどう考えてもスベるやろ!と。

 

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↑(ウケを狙っているのにそうでもないように見せかけているのが透けて見えて絶妙に腹が立つ)


世界中で丁重に扱っていて特に日本人は大事にしてる価値観の「死」という題材を扱うモノをネタにして、もろに商売っ気を出してとなったのでそらスベるわなと。

素直に面白くないし、少なくとも日常の普遍さや命の儚さを描こうとしていた作品でやるべきネタではないと個人的に思う。


あとのネットのおもちゃにされたのはドブに落ちた野良犬に石を投げる国民性もあると思うけどそのあたりはさすがに脱線しすぎるのでこの記事では言及しないっす。


※(一応注釈)

僕はアニメ、漫画のグッズ販売とかの商業的意図を批判する意図はないですし、それらも作者の方の大事な収益と考えております。

ただ、こと「死」を扱う作品ではその宣伝方法等をもう少しセンシティブに考える必要があったのではないかな?という一意見です。

また、これまで記載の部分で色々事情通な方がいらっしゃったら間違ってるとか補足いただけると嬉しいです。

 


とまぁ、クドクドは書いたけど


大滑りしてネットのおもちゃと化した原作ワニ。

それがなんと映画化されるという。


「原作の内容的に、尺とかなんとか出来んのか??」

「そもそも、見にくる奴は居るのか?」

という恐ろしい負け戦。


これに挑むのはなんと

低予算ながら異例の大ヒットを飛ばした名作

カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督!


さぁ、映画はどんな仕上がりだったのか?!!

 

 

◼︎100ワニ映画の感想


とまぁ、ようやっとこっからは100ワニ映画の感想ね。


※ネタバレが多く含まれている為、未視聴の方はお控えください。

(もしくはもう鼻くそほじくりながらでも読んで、

「懲役60分」などと揶揄される本作品を見ないでくれ。

君の懲役は僕が被るよ。

実際僕もアマプラで友人達とぼちぼち酒の入った状態で見たけどなかなか辛かった。)

 

良かった点、悪かった点で書こうとおもったけど

この作品、圧倒的に悪かった点のまみれなので愚痴っぽくなってしまいます…

ファンの方はごめんね…


では、以下スタートです。


あとこれから見る人のために1分で読めるザックリストーリーを置いときます。


・ざっくりストーリー


1.フリーターのワニが友人達とほのぼの暮らしてる。

2.恋だの将来の夢だのを見つけ、これからが楽しみだ!そして、友人達と花見だー!

ってタイミングでトラックからヒヨコを庇ってワニが死ぬ。

3.ワニの死を引きづり、ワニの友人達は疎遠になる。

4.ワニと似たところがある変なやつが出てくる(オリキャラ、後で触れます。)

5.ワニの友人と変な奴が不思議なことに縁を持っていく。

6.変な奴も友人を亡くしていた。

7.変な奴とワニの親友ネズミが離れてしまった友人達をもう一度繋いでみんなで花見エンド


とまぁ、こんな感じなんですがどうしても話の性質上、↓のようになる。

 

 

・ワニ死亡RTA


原作クライマックスである花見会場に向かうワニがヒヨコを庇って死ぬシーン

なんと開始5分くらいに持ってこられています。

なんやもう死んだなら後見るん勘弁してくれへんか??

舞い散る桜並木と青空をバックに

タイトル「100日間生きたワニ」

という美しいっぽい演出とタイトルの噛み合わせの悪さがシュールで少し笑えた。

唇が割れるほど乾いた笑いではあったけど


その後、桜並木が雪景色に、そして新緑にという時系列が戻っていく演出。

本当に演出はさすがの上田慎一郎監督ですよ、分かりやすさと美的さもある。

ただやはり絶望的に素材が少なすぎるんや…。

 

 

・前半30分の苦行

〜止まっているように見えるんじゃない止まっているんだ〜


前半30分は連載されていたワニのストーリーを


・ネズミ、モグラとの友情

・バイト先の先輩との恋愛模様

・バイト変わってプロゲーマーを目指すまで


という3本の縦軸で構成している。


その間、時々ワニの間接的死因であるヒヨコが死神めいてウロウロしているという丁寧な仕様。

ちゃんと一回ワニがヒヨコを助けるという伏線?じみたものも張られていた。


ここのダメだったところが

死に方、成り行きの展開を知ってる人はそれ以上の価値を全く見いだせないという点。

話の中に大きな起伏がない、抑揚がないけど時間は進んでいくという形式は毎日日めくりカレンダーのように進む4コマ漫画ではちょうどいい塩梅だったのが映画ではどうしても縦軸を作って時間を進めていかなければならない。

その為、漫画ではいい持ち味だった起伏の無さが虚無感を強める結果となってしまっているように感じた。


そして、その虚無感をより強くするのが

絵の動きの少なさ

止まってる場面に音が流れてる為、

「紙芝居w」なんて揶揄されるのも仕方ない場面が何度もあった。

元々ストーリーの中で大きな動きがあるストーリーでもないし4コマ漫画のアニメ化なのでこれはほんまにどうしようもない。

むしろオリジナルパート入れて動き出してきたらそれはそれでネタにされると思う。

それとイラストレーターをされてる100ワニの作者、きくちゆうきさんの独特のタッチを出来る限り尊重した作画だったのもより動きがつかなかった理由かな?とも思う。

少なくともアニメ映画を見ていると思って見ない方がいい。

紙芝居に音と動きがついたものと思って見た方が楽しめると思う。

動きについては以上だがそれ以上に深刻なものがある。

一番作画が動いてるのが夏祭りのシーンってどうよ…笑

 

・素材が…素材が足りねぇよ…


しゃあねぇよ、そもそも四コマ100本繋げるだけやし、メインキャラクターの数も大方4か5ですぜ。

無理やり深掘りしたり描写増やそうにもキャラ数って素材すら少ねえから無から何かを生み出すしかないんよ…

そして、単品映画として売り出す以上なんとか50-60分くらいの尺は必要になる、それ以下だとアニメ祭りみたいに何かとセット上映せざるを得ないけど誰がワニと抱き合わせで上映されたいねんってなる。

すみっコぐらしパイセンとかなら…なんて思うが

すみっコぐらしパイセンはそういうキャラモノ枠で大名作を作り出してる。

全然奴らすみっコじゃない、むしろ大王道傑作よ。

むしろワニが映画界のすみっコぐらし。

2本上映ならデジモンなんてどうだ?

アニメまつりの復活だ!なんて思うけど

ワニが死んだ後にゲストのワニ型デジモンがジョグレス進化なんてしてみろよ。

スカルグレイモンより手のつけられへん暴走進化やぞ。

宮崎さんのBrave Heartが流れたって無理やわ。

たくましい自分には成れんわ。

 

失礼、脱線したが、抱き合わせで尺調整も出来ない。

メインキャラの掘り下げも無理。

なんとか引き伸ばしてもワニは死ぬ、しかも2.30分で死ぬ。

そんなまさしく死地で上田監督はとんでもない奴を生み出す…

 


???「ドーモー!!ドモドモドーモー!!」

 


・死地から生まれたオリジナルキャラ「カエル🐸」

 


ワニがなんとか尺使って延命治療がなされたがやむなく30分でおっ死んじまった。

いや、もうこっからどない話すすめるねん…ってなった状況下、まさに死地。

なんと、そこに原作には一ミリも出ていないカエルというキャラクターが出てくる。

映画版オリキャラ?!

やはりアニメ祭りだった?!

ワニの劇場オリジナルフォームとかくる?!

とまぁ、悪ふざけはここまでにして

そのオリキャラ、カエルくんの見た目がこちら。

 

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うん…なんか…

なんとも言えん見た目してるよね…

このカエル、原作者のきくちゆうきテイストからはすごく浮いた絵をしていて、ワニや他のキャラクターより妙にリアルな見た目をしているのだ。

なので、

画面上で浮きに浮きまくる。

しかし、それがまさかの味わいを出してくるんすよ。

ザッとカエル軸のストーリーを書くと


故ワニの住む場所に引越してきたカエル、常にテンションが高く、どんな初対面の奴にもダルいノリで絡む。

引越してきたばかりなのにまぁ誰彼構わず、テンション高めに絡みに絡む。

故ワニの友人達とエンカウントしまくるが方々でだるいノリを連発。滑りまくる。

しかし、根っこの部分はどこかワニに似てるんじゃないか?と故ワニの友人であるネズミが気づく。

カエルは色々うまくいかず、コップから水が溢れ出すようにネズミに友人を亡くし、心機一転しようと引越してきたことを吐露する。

ネズミは気晴らしにワニにもしたようにカエルをツーリングに誘う。

カエルも少し変わってネズミもワニのことが少し振り切れ、故ワニの友人達を花見に誘う。


といった話。

カエルという存在によってワニの死から周りを立ち直らせる。

また、ワニの周りに与えた影響をカエルによって呼び戻すといった、『ワニの死に意味を持たせるキャラクター』としてカエルはこれ以上ない立ち回りをした。


そもそも、100ワニ原作だけだと

「ワニは一生懸命に生きた。」

「ワニの生きたかった明日をみんなは生きてるんだよ〜」

的な締め方だったのであまり締まってなかったし、

前述の「ポップアップ告知」で、ぶち壊していたしスベリ散らかしていたので、個人的にはチープな死と感じていた。

だが、劇場版ではカエルを入れたことによりなんとかワニの死に、より意味を持たせられたと感じた。

これはさすがの上田監督の手腕だと思った。

あと何よりコイツのおかげで尺が稼げる。

ワニの出ていたお店や場所などの背景を再度使いまわせるのだ。

ワニを思い出させる役割と共にワニ抜き素材のリサイクルまで出来る。

カードゲームならワニとシナジー良すぎて絶対ワニデッキに入れれるレベル。

ヴァイスシュバルツでもユニオンアリーナでもいいからワニデッキ出してカエルのリサイクル戦法再現してやってくれ、僕は絶対買いませんが。

とまぁ、尺とワニの死に対する救世主、カエル。

コイツ謎に豪華なのが声優が山田裕貴さん。

ゴーカイブルーに始まり、今じゃいろんな作品に引っ張りだこの売れっ子!

なんでこの映画出たん?!なんか圧力かかった?!!

って思ってたけど、そもそもこの映画めっちゃみんなキャスト豪華なんすよね。

次の

章ではそれに触れていく。

 

・キャストの無駄遣い

〜今回見せられた紙芝居より絶対こっちのが良かった〜

 


前述の通り豪華すぎるキャストの一覧がこちら


ワニ:神木隆之介

ネズミ:中村倫也

モグラ木村昴

センパイ:新木優子

イヌ:ファーストサマーウイカ

バイトちゃん:清水くるみ

カエル:山田裕貴

ワニの母:池谷のぶえ

ワニの父:杉田智和

 

いや!無駄に豪華!!!!!

 


それもそのはず、そもそも上田監督がやろうとしたのは100ワニのキャラを実写キャストにしての映画化というものだった。(ソースはこちら→上田慎一郎監督、『100ワニ』映画は当初“実写”を想定「人間に置き換えて…」 | マイナビニュース)


これもこれでなんかイジられたりする可能性は高かったと思うけど作品の完成度や後述する豪華キャストなら十二分に面白いものになっていたのではないかなと思う。

これはその実写化プランが行われてた場合のifの話でしかないが

「おそらく会話劇中心にして日常シーンも思い出として縦軸の構築が出来たのではないか?」

「というか、普通に神木くん、中村倫也木村昴がなんてことない雑談してる絵よくね??」

というツッコミを出さずにはいられないのだ。

少なくとも、完全に現状の紙芝居状態よりかは圧倒的に見れるものになっていたであろうし、雑談してても実写なら背景の動きがつくので

「圧倒的にこちらの方が勝算があったんじゃないか?」

「下手すると名作になっていたのではないか?」

とすら思う。


あと、カエルのクダリは新天地でなんとか頑張ろうと無理をするってのは当時住み慣れた地から引っ越したばかりだった自分に刺さる部分があったし、

友人の死から立ち直ろうと無理して明るく振る舞う

山田裕貴

普通にめちゃくちゃえぇ演技しそうで見たいもん 笑

 


他にも

フリーターやけどほのぼのしてる神木隆之介

神木隆之介新木優子がバイト先でドギマギしながら少しずつ親睦深める姿。

神木隆之介中村倫也のツーリング

神木隆之介中村倫也木村昴がバスケしながらダベる姿


いや、めちゃくちゃえぇやん!!

ほんで上田監督が撮るんやろ?!!

絶対こっちの方がよかったやん!!

ほんで、そもそもアニメ映画にしたところで

Twitter漫画やから原作ファンとかも子供層とかほぼないと思うんよ!!

絶対こっちのが勝算あったって!!

って思わざるをえない!!

 

どうしてこーなった!!


って思って調べたら、

上田監督と共同で上田監督の奥さんが監督・脚本やってるのね!!

その方がなんとアニメーション監督!

そんで、「共同でアニメ映画にしたら?」東宝の人が持ち出したそうな…。

実写にしてればワンチャン名作になってたかもしれんのに残念やなぁ…と思わずにいられない。

もしかしたら、漫画のコケ具合を見てアニメならキャストの拘束時間を少なくしてギャラも少なく出来ると考えたのかもしれないけどもそこは素人の勘繰りやし、今となってはあとの祭りですわ…

 

 

◼️総括


アニメ映画としては本当に駄作としか言えない。

そもそも素材にしろ、おそらく予算にしろ、無理がありすぎた。

完全に紙芝居と思うようなシーンが多すぎた。

しかし、映画としては上田監督の手腕でなんとか…

なんとか…作品の程は保てたんじゃないかな?と思う。

ほぼ、上田監督と彼の生み出したカエルのおかげではあるんだけども。


おそらく、このワニの炎上のせいで今後爆発的にバズって映画にまでなるTwitter発漫画は生まれないのかもしれない。

そういう意味ではこの映画は唯一無二の存在と言える。

ただ、僕にはまさしく原作の通り、

「この映画は死んだことによって意味がある」

ように思えてならないのだ。


・過度なプロモーション

・ネット、SNSでのステルスマーケティング

・バズったものを過度に持て囃す風潮

・完成度などは度外視した、話題作の映画化


上に書き連ねた全てが悪いとは言わない。

中には、それがなければ生まれなかった作品やモノもあると思う。

だがしかし、ワニのような作品を生み出す危険性が高い。

ワニはこのネット・SNS時代に生まれて、ネット・

SNSの中で活き活きと生きた。

しかし、その死後はネット・SNSのオモチャとなり未だに死体蹴りは続いている。

このような悲しい存在を生み出さない為にもワニのプロモーションや映画で行われた悲劇を繰り返さない教材とする方が幾分かワニの死を弔ってやれる気が僕はするのだ。

 

「劇的な死よりもどう生きたか。

そして、その死をどう受け止めて周囲が進んで行くか。」

 

この映画のメッセージのように少しでもワニのような作品が生まれないように僕は心から思う。

彼の勇敢かつ悲劇的で喜劇的な死を想って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メメント・ワニ

〜ワニの死を想え〜

 


〜完〜

 

 

 

 

 

 

 


▪️あとがき


乱文、長文になりましたがここまでお読みくださりありがとうございました。

てか、マジでここまで読んでくださった方が居たら本当に感謝します。

この記事を書くことになった始まりは

SNSで知り合った友人とのオフ会にて

ネットカフェに連行され、強制的にワニを視聴させられるという悪ふざけ

に対しての

長文感想でしっかり読ませてやるという悪ふざけの異種返し

でしたが、ネットで色々検索したり、何故だか論文じみたものになったり、そもそも、

60分の映画の感想に対して

数ヶ月かけてちまちまと

・ワニに関しての記事の検索

・自分の記載しているワニに関しての情報の正誤の確認

・結局、執筆時間トータル約20時間、8600字を超える執筆、推敲

という明らかに労力の見合ってないもはや「仕事」と言っていいような作業をしてしまいました。

これまでもハイカロリーな記事を書いてきたけど

正直今回はきつかった

また近いうちの更新ですが、色々してる間に一年越しとなった小説を出せればと思います。

ではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


〜原因となった友人達へ〜


「ワニをふざけて見せたからには責任取ってここまで読めよ!!

遊びじゃねーぞこっちは!!

めちゃくちゃ調べて推敲して時間かけて書いたからな!

約束通り、酒奢れよ!!

花見までなんて待たんぞ!!!

肉だ!肉!!肉食わせろ!!

とりあえず近いうちにまたな!!!」

 

ほんとのほんとに終わり

君たちはどう生きるか 雑感

君たちはどう生きるか(君生き)感想?
「この作品は本当に最後なのか?宮崎駿
まだまだバリバリファイティングポーズやない?!
もしくは、圧倒的完勝宣言
と、個人的には思った。

 

いやぁ、駿さんまだバリバリファイティングポーズ取ってはりますがな。
と僕は感じました…。

僕はジブリを見て育ってきたけど、どちらかというとピクサー派(ただし、近年のディズニーはあんま…)で
「もしかしたら、これで劇場でジブリ作品見れるの最後なんかな?」
「さすがに宮崎駿さんももう年やし、しっとりした感じで締めるのかな…」
「説教臭くて面白くなかったら嫌やなー」
少し今作を見に行くのに対して上記のように及び腰やったんですが、見に行ったらぜーんぜんそんなことないですやん。
素直に見ても面白い、文脈勘ぐりながら見てももっと面白い。
これで最後?マジで?ってめっちゃ見ながら何回も思った。
いや、ほんでも、こんだけ駿さんが愛したアニメでこんだけ自分の吐露してもたらほぼ確実に最後のつもりなんかなぁ?とも思います。

そして、最後やと思う。
思うんやけど、それにしては、ファイティングポーズがバチバチ過ぎるんですって。
もうクリードの時のスタローンやん。
全然若人とスパーやれるやん。
それくらいバチバチにファイティングポーズ取ってキレキレのフットワークやってるよ、御大ってなりました。
全然現役バリバリの重いパンチ打ちますやん。

以下、個人的駿さんファイティングスタイルポイントの羅列

・最初の空襲のシーンはあえて周囲や主人公歪めて早回しの技法(新技かと思ったけどもののけ姫とかでもやってたような?)

・いつも通りの極彩色の生命力溢れる絵

・ヒロイン、主人公に詰め込まれた”癖(ヘキ)”

・一見すると脈略がツギハギっぽいファンタジー映画だが、少しフィルターをかけて見ると
身内、観客、アニメ、映画に対して
文脈や裏テーマ、暴露モリモリでメッセージ性があるってかもうほぼ手紙やんってくらいの宮崎駿の生い立ちや現在の心境などの吐露

・そして、そんな風に深掘りしたり勘ぐる奴らを
「純粋な世界の中で無駄に繁殖しやがったインコ」
呼ばわりする 笑

説教臭かったらやだなぁーとか思って尻込んでたけど説教臭くはないけど、真正面から

「俺はこう生きてやった、そんで
君たちはどう生きるか?」

って、それで飯を食ってる食ってないは別にして、
全てのクリエイターやファン、批評家、作中で言うインコ共
そして身内の方々にニヤっと笑いながら叩きつけたように感じる。
もうほとんどゴール・D・ロジャーやん。
これまでの偉業も含めてもう完全に王やからこそ出せる一言やん。

敗北宣言って捉えた方もいらっしゃったけど
個人的には完勝宣言、そして、挑戦状のように思ったすね。

僕も作中風に言うならば、所詮一インコでWEB小説やブログをたまに趣味で書く程度の人間ですが心がすごくカッと熱くなりました。
全部ハンパで投げてたけどせめてやりきらんと、
ヤケクソにでも積み木を積もうかなんて思いました。

最後にアオサギが言った
「持って帰ってきたのか?これだから素人はいけねぇ」
「所詮、大したことないお守りだ、すぐ忘れる」
の通りかもしれないけどその熱さを忘れないようにここに残しておこうかな なんて思ってこんな駄文を書き散らしました。
とりあえず、ヘボくそでも僕は書くぞ。
 

 

無題

友人が亡くなっていたことを知った。

年にほぼ一度の関わりの友人だった。

それでも、友人と思えるほどにすごくいい人だった。

名前の読みが同じで同い年と共通点もあり、仲良くなった大切な友人だった。

だけど、僕の大学進学を機に年に一度会う機会の時にもぼくは帰れずまったく会わないままほぼ十年の時が過ぎた。

そして今日、母がその関わりのある場所へ顔を出し、その友人の死を知った。

SNS上では繋がりがあり、順風満帆な生活を送っているものだと思っていた。

もっとこうすればよかったと後悔しかない。

やりきれなくてどうしようもなくて心のやり場がない。

彼の最後のSNSの投稿は悩みながらも前に進もうとしていたようだった。

夢を叶えてその後に悩みながらも前に進もうと立派だった彼が事故で亡くなってしまったのが悔しいし、歯痒くて仕方がない。

頭が破裂しそうで、散々泣いても感情のやり場がないのと自分が残せるのは文章だけだと思って書いた。

 

スパイダーマン(MCU) NWH(何、分からない、?(ハテナ))の解消

 

 

 

この記事はトムホ版、MCU版をこれから見る人に向けてのこれなに?要素の補完をやろうって感じです。

MCU版は客観的に見るとどうしても

MCU履修してるよね?」

「エンドゲーム見たよね?」

「アイアンマン知ってるよね?」

みたいな圧が作品全体にあるような気がする。

僕はMCU大好きなんすけどね。

でも、それじゃあ

 


ご新規さんがNWH見る前に挫折しちゃうじゃない!!!

僕はNWHを全人類に見てほしいんだよ!!!!

 


って思想なので、ディズニーがやんねぇなら

僕がやるって感じで今回はそのMCUの要素となってしまう用語や人物などをザックリ解説していきます。


ちゃんと全部見ながら「なんじゃこれ?」を解消したい人向けの用語解説と

読むだけで1.2作目で抑えときたい要素を補完するっていうパターンと二つ書くのでどちらでも好きな方読んでね!

 

そして、読んだからにはNWH見に行ってね!

これまでのソニースパイダーマンを見てない人はそっちも見てね!

そっちは独立した映画だから大丈夫!

え、5本もある?

たった5本だよ?

半日あれば大丈夫!

だから、ここで解説してるMCU版も見て全部で7本見て劇場に行こうね!

頼むよ!

 


では、解説スタートじゃい!!!

でも、ちょっとその前に

 


Q.そもそもMCUって何??

 


マーベル・シネマティック・ユニバースの略。

ディズニーが版権を持ってるマーベル漫画を映画化した作品群。

作品やキャラクターの繋がりがある。

MCUやマーベル映画が分裂してる理由とかその周りはザックリ解説したのでその記事読んでね…

 

5分くらいで分かるマーベル映画のアレコレ - 健康優良不良青年

 

 

これでMCUって何?って方は居ないね?

ではでは、ここからスタートしていくよ!

 

スパイダーマン ホームカミング〜

 


ザックリあらすじ


アイアンマン = トニー・スタークがスパイダーマンパトロン兼メンター的立場になってくれて、大喜びのピーターくん!

でも、トラブルやミッションはヒーローの宿命!

街の防犯促進運動のマスコットになったり、

ハイテク強盗を止めたり、もー大変!

そんな中、同じ部活のちょっと気になる女の子との仲を進めようと頑張ったり、

部活の全国大会に向けて頑張ったり、

とにかく

スパイダーマン=ヒーローと

ピーター・パーカー=ティーンエイジャーの

間で頑張るピーターくんが見れる映画だよ!

ピーターくんを演じるトム・ホランドくんはキュートなのに体がバッキバキで運動神経がすごいよ!

キュートなのに体がバッキバキで運動神経がすごいよ!(大事なことなので2回言った)


そんじゃ、用語解説に言ってみよう!

 

 

1.チタウリってなに?


アベンジャーズが戦った宇宙人達

高位技術を持ってて今作のおじさん達はそれを武器商人に売って生計を立てようとするよ…!

 

参照作品:アベンジャーズ

 


2.ダメージコントロール局って?


アイアンマン= トニー・スタークと政府が設立した

先のチタウリとの戦いの残骸の処理・保管を目的とする合弁の組織だよ!

この組織が出来たことによって、ニューヨーク市と解体・回収の契約を結んでいた冒頭のおじさん達は仕事を失っちゃうんだ、辛いね…


登場作品: 本作や様々な映画でチョイ役的に出てくる

 

 

3.サングラスの渋いおじさんis誰??


アイアンマン = トニー・スタークです!

スタークインダストリーって会社の社長で

スタークインダストリーはアップルと三菱と足して軍事産業もやってたって言ったらそのすごさが分かるかも。

アイアンマンとしては

アベンジャーズのトラブルメイカー兼最強の頭脳のエース!

だいたいトニーがやらかしてる!


登場作品:アイアンマン3作、アベンジャーズ全て

 


4.ピーターのアベンジャーズで戦ったって何?


アベンジャーズが意見の相違で喧嘩になった時にスパイダーマンも参戦したよ!!

キャプテン・アメリカの盾をパクったりすごい活躍をしたよ!

その辺の活躍は『キャプテン・アメリカ シビルウォー』を見てね!


推奨作品: キャプテン・アメリカ シビルウォー

 


5.ハッピーって誰?


トニー・スタークに雇われてるトニーの世話役兼ピーターの世話役!

まぁ、個性的でがの強いみんなのお世話を見てる苦労人!

ハッピーって名前なのにね!


登場作品: アイアンマン2.3 アベンジャーズ

 


6.ペッパーさんって誰?


ペッパー・ポッツ

トニーの秘書でずっと側に居た恋人!

付き合うか付き合わないか…みたいな感じだったけどアイアンマン3でついに付き合ったよ!


登場作品:アイアンマン3作、アベンジャーズ

 


7.ジャービス、フライデー、カレンって誰?


トニーの開発したサポートAI

アイアンマンスーツにはジャービス

スパイダーマンスーツにはフライデーがついてるよ!

 

補足説明

アイアンマンの初代AIはジャービス

2代目AIが「フライデー」。

スパイダーマンのAIが「カレン」

です!

Nezumi (@Shogo1992yg)さん

前回に続きありがとうございます…!


登場作品:アイアンマン3作、アベンジャーズ全て

 

 

 

ここからはネタバレ注意!!!

 

 

 

8.MJって?

 


歴代のスパイダーのヒロインの名前だよ!そサム・ライミ版を見たそこの君!

サム・ライミ版のMJのことは忘れるんだ!!!

別のバースなりMJも別!!!!

いいね!!!

 


以上でホーム・カミングに関する用語解説はだいたい終わります!

もし、これ分かんなかったみたいなところが有ればコメントで教えていただけるとありがたいです!

 


続いて、ファーフロムホームの用語解説、ざっくりあらすじに続いてくよ!!!

 

 

 

スパイダーマン ファー・フロム・ホーム〜

 


ザックリあらすじ

 


舞台はアベンジャーズ エンドゲームの最終決戦から8ヶ月後の世界。

ピーターは恩師であるトニーを失った悲しみを抱えながらも高校生活最後の夏休みを過ごそうとしていた。

そんな中、世界中でエレメンタルズという他の次元からやってきた怪物達が暴れ回るし、

アベンジャーズの長官のニック・フューリーには色々強引に指令を与えられるし、テンヤワンヤ!

ピーターくんの夏休みはどうなってしまうのか!??

 

 

 

1.指パッチンって?

 


サノスというめっちゃ強い思想を持っためっちゃ強い宇宙人がインフィニティストーンを集めて地球の人類の半数を消滅させた事件。

5年後、アベンジャーズによって再度集められたインフィニティストーンとハルクの指パッチンによってその人々は帰ってきたが心の痛みや大きく揺らいだ世界の動乱などはまだなお簡単に癒えてはいない。

 


登場作品: アベンジャーズ インフィニティ・ウォー

アベンジャーズ エンドゲーム

 

2.トニーどないしたん?


サノスとサノスの率いる軍との闘いで己の命を賭してサノスとサノス軍をインフィニティストーンの力で消滅させた。

マジでここはエンドゲーム見てくれ。


推奨作品 アベンジャーズエンドゲーム

 


3.さっきからインフィニティストーンって何?


強力な力を持つ6つの石のこと

それぞれに違った能力があり、その全てを揃えるとどんな願いも叶えることが出来るが代償に身体に強烈なダメージを負う。


登場作品:  アベンジャーズ インフィニティウォー

アベンジャーズ エンドゲーム

様々なフェーズ2.3作品

 


4.ニック・フューリーって誰?


SHIELDという国際平和維持組織の元長官。

特殊能力は持たないがアベンジャーズの結成を提案、調整したすごい人。

エージェントとしても、非常にキレ者で時には味方も巻き込んで敵を欺くような合理的な面も持つ。


登場作品: アイアンマンシリーズ

キャプテン・アメリカシリーズ

アベンジャーズシリーズ

キャプテン・マーベル

 

 

ここからはネタバレ注意!!!

 

 


5.スクラル人って何?

 


“シェイプシフター”とも呼ばれる、DNAレベルで他人の姿に擬態する能力を持つ異星人!

すごい科学力も持ってるよ!


登場作品: キャプテン・マーベル

 

 

 

 


だいたい用語はこんなもんですかね…??


ここからは二作を最悪見なくても大丈夫なように抑えときたい要素を含んだゴリゴリのネタバレあらすじ文を記載するので、ご注意を…


というか、公式とトムホくんが60秒で解説してくれてるのでそれを見るのが一番オススメです!

ていうか、めっちゃ可愛いので絶対見て!!!

これ見たら大体分かるから!!!!

 

60秒チャレンジ! トムホは60秒でスパイダーマンの物語をおさらいできるか!? 『#スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』1.7 FRI #全ての運命が集結する── - YouTube

 

一応、僕の方でNWHに向けて抑えときたい要素として補完するなら

 


一作目 ホーム・カミング

 


・メイおばさん、ネッドにスパイダーマンであることがバレた。

・ピーターがヒーローとしての自覚を持った。

・MJのことを意識しはじめた。

 


二作目 ファー・フロム・ホーム

 


・MJにめちゃくちゃアプローチかけまくって恋人になれたけどスパイダーマンであることもバレた

・トニーから引き継いだ物が余りに大きすぎてミステリオに渡してしまった

・ミステリオはそのドローン等のテクノロジーを利用して己の利益を追い求める悪党だった。

・ドローンによる事故でミステリオは死んだがミステリオによる印象操作されたビデオによりスパイダーマンの正体が全世界にバレてしまった。

 


二作共通すると

 


・普通の高校生とスパイダーマンの二重生活に苦しむティーンエイジャーのピーターの苦悩

・重く苦しいヒーローの責務を背負いながらも何度も立ち上がるピーター。

 


だがしかし、二作目の最後でその正体が暴かれたことにより、それらの均衡が崩れ更なる重圧がかかり、ピーターの周囲の環境は大きく変わってしまった。

そこかりどうするのか…?

というのがNWHの始まり!!!!

これまでのソニースパイダーマンの歴代ヴィランも総集合!!!

色々小難しいこと書いたけどマジですげぇ映画だから劇場で楽しんでくださいってこと!!!

とりまこんなクソ長い文章読んだついでに予告編も見てってくだせえ!!!!

 

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告1 - YouTube

 

ね!すごいことになりそうでしょ!?

大丈夫!見に行ったらその何倍もすごいことが起きるから!!!

 


とにかくここまで書いたけど、


NWH見に行ってくれ!

トム・ホランドはカッコいいし、可愛い!

 


これだけ覚えて帰って、映画館に行ってください!!!

 


長くなったけどお読みいただきありがとうございました!

ではまた!!!

5分くらいで分かるマーベル映画のアレコレ

 

お久しぶりです。

ちょっと前に塩漬けにしてた記事で帰還します。

なぜ解凍したか?

答えは簡単

 

スパイダーマンNWHを見てくれ」

 

これに尽きます…

その為の素人のMCUやマーベル映画のあれこれの解説です。

では、スタートです。

 


アベンジャーズX-MENデッドプール

マーベルやないん?

なんで統一されてないん?」

「DCとは何が違うん??」

スパイダーマンは何でそんな多いん?」

という方へ、だいたい5分くらいで解説する記事です。

 

めちゃくちゃニュアンスで書いてるのでちゃんと詳しい方が見たら怒られるかもなので、

先にごめんなさいしておきます。

そして、なぜこんな記事を書くのか、それは

ディズニープラスが使いやすくなったのと

版権問題が色々とディズニーパワーが働いて

MCUX-MENデッドプールが全部ディズニープラスで観れるようになったから。

ほぼマーベル映画全てディズニープラス一つで観れる。

やはり、世界一のネズミ様の御力はすげぇ。

これが一つ。

 


そしてなにより1番の理由は

全人類

アベンジャーズ エンドゲーム

スパイダーマンNWH

を見てくれ

 

エンドゲーム、NWHはマジで最高の映画体験なんや…

頼む…頼む…スタミナ太郎一回奢ってもいいから見てくれ頼む…

の気持ちで書きました。

ちょっとでもMCUに興味のある誰かに届いてくれ。

 


では、スタートです。

 

 

 

 


マーベルヒーローってのはマーベル社が出してる漫画雑誌出身のヒーローで、アメリカでいうとこのジャンプヒーローみたいなもんです。

ただ、マーベルの漫画って作者がバラバラでマーベル内である程度ストーリーが破綻してなかったら色んな人が書いていい仕組みになってる。

(やからマルチバースって言われてる)

そんな仕組みやから、だいたい原案って表記しかされない。

それで、原案はだいたいスタン・リーっておじいちゃんが作ってる。

(マーベル映画にもチラホラカメオ出演で出てこられる。)

 


んで、マーベル社が1990年台の終わりくらいに経営破綻しかけて映画化の権利を色んなところにポンポン売っちゃったんすね。

 


それで出てったのが看板漫画とも言える

スパイダーマン

X-MEN

だった。

 


こいつらはジャンプで言うとこの

ドラゴンボール

・ワンピース

みたいな感じで、単独でやってける強さがある。

 


こいつらが売り出された時にマーベルと映画会社の間で制定されたルールがいくつかあってその中でも重視されてたルールが


・数年おきに新作を作らなければ、違う会社に映画化の権利を移します。

というものだった。

 


スパイダーマンの権利はSONYに売られて

 

スパイダーマン1.2.3(いわゆるサム・ライミ版)

 

アメイジングスパイダーマン(1.2)

 

今公開中の

スパイダーマン(トムホランド版、MCU版)

 

って数年に一回作ってたんすね。

ファーフロムホームの後くらいに揉めてたのはSONYとディズニーがその権利や利益の配分の話で揉めてたって感じです。

 

X-MENの場合は単独でずっとスピンオフとか色々なんとかして作ってたけどダークフェニックスっで打ち止めでした。

たぶん、MCUに合流するやろうって言われてます。

 

 

そんで、ここからやっと!!!

アイアンマンとかアベンジャーズ の話に入れる!!!

 


人気漫画の映画化権をバラ売りしたマーベルやけど結局、お金が足りず経営破綻した。

 

そんで、そこを買い取ったのが今

アベンジャーズ とかをやってるディズニー!

 

 

Twitterのフォロワーさんからの映画化権利に関する補足説明を追記します。

Nezumi(@Shogo1992yg)さんありがとうございます!


『ディズニーが権利買い取ったのはフェーズ2からでフェーズ1(アベンジャーズ1)までは

パラマウントフィルムが担当していた。

(その為、アイアンマン、ハルクの一作目はディズニープラスで見ることが出来ない。)

 

デッドプール、ファンタスティック4、X-MENの権利を持つ 20世紀フォックス映画 がそれらの作品の映画を公開したが、興行成績は振るわなかった。

(デッドプールは低予算にも関わらず、大ヒットした。デップー万歳!)

20世紀フォックス映画の親会社である

21世紀フォックスをディズニー社が購入した為

デッドプール、ファンタスティック4、X-MENの権利をディズニーが所有している状態となった。

 

SONYとの交渉等でスパイダーマン関連のレンタルなどが可能になった。

 

映画化権利が売られていた

ネイモア・ザ・サブマリナーとハルクの単体映画化権利はまだユニバーサルが保持しているという状態に…!

 

(全て2022/01 現在の話です。)


ディズニーはその莫大な資本と複数の漫画の映画化の権利(そりゃ会社ごと持ってるから実質無限)を使って

マーベル・シネマティック・ユニバース(さっきからチラホラ出てるMCU)」

を発表した。

 

だが、X-MENスパイダーマンの飛車、角落ちのような状態で

MCUの軸に据えられたのは

 

『アイアンマン、キャプテンアメリカ

 

という、どちらかというとマーベル全体で見ると1.2番手ではないキャラクターを中心に据えることとなった。

また、当時は

「ヒーローものといえば子供やオタクの楽しむもの」

といったレッテルもあり、苦戦を強いられるかと思われた。

 

だがしかし、役者さんの好演技や優れた脚本

映画やキャラクター同士が繋がりを持っていく構成。

そして、順番に一つずつのヒーローのストーリーが公開され

晴れて、数年かけてアベンジャーズで各映画の主人公のヒーロー達が合流するというこれまでにない手法が取られた。

この手法により、ヒーロー映画は子供やオタクだけのものではなくなり、一大ジャンルとなった…!

 

もはや、マーベル映画と言えばMCUが主流みたいになり、スパイダーマンも合流。

X-MENも合流するような流れも少しずつ来ている気がする…?!


まとめると、これまで三つの配給会社でバラバラに映画を作ってたり、話が絡まったりするのはマーベルの経営破綻から始まった映画化権利バラバラ事件が大きな一因です。

他にも原因はありますがここが一番デカいと個人的に思います。

そして、ディズニーの資本力もあるけどMCUは魅力的な多層構造を使って一大ジャンルを作り上げた…!

 


ここから一瞬私見ですが

 

ディズニーが色んな映画会社を買い取って、その会社の持ってるキャラクターや映画化権利も手に入れてることは話の統一性として喜ばしいことですが、最近のディズニーは作品にめちゃくちゃポリコレ思想をねじ込んでこようとするのでそこに関してはノーですね…


ひとつに統一されそうやけど、問題もあると思います 笑

 


以上で、マーベル映画についてのザックリ解説です。

詳しい方がお読みになられた際、間違ってる部分があればご指摘いただければ幸いです。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

ではまた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


JOHN • MARCY is back

スパイダーマン(MCU) NWH(何、分からない、?(ハテナ))の解消」

 

(ジョン・マーシーは帰ってくる

 「スパイダーマン(MCU)NWHの解消」で)

お守り

 

学生時代のお兄さんのような、お父さんのような先輩に遊んでもらってきた。

 

同じマンションに住んでる一回生の僕を

四回生のその先輩はすごく可愛がってくださって。

可愛がるだけじゃなくて、ダメなことはダメだと叱ってくださったり、僕や他の後輩の愚痴もウンウンと優しく受け止めてアドバイスをくださる本当に包容力のある先輩だった。

この人のようになりたいなと思っているが、僕はどちらかというとバタバタ転げ回ってヤイヤイ騒いでる落ち着きのない野良犬みたいな人間性である。

まだまだ経験も勉強も足りない。

 

コロナやお互いに忙しかったりとで、しばらく会えていなかったけど、学生時代と変わらず暖かく接してもらって実家や祖父母の家より心が暖まって休まった。

「ひ孫くらいの勢いで可愛がってもらってる」と言うと先輩は照れ臭そうに笑ってもらった。

 

近々、僕が今の地域を離れることを伝えると

寂しくなるなぁと言いながら

「○○なら大丈夫やで、頑張りすぎずに頑張っておいで」

と握手しながら言ってくださった。

 

握手した手の温もりはその先輩を卒業の時に送り出した時を思い出すように暖かくて言葉も相まって泣きそうになった。

 

正直、色々と不安なこともあるけど先輩の言葉と手の温もりが僕にとって大事なお守りになってくれてどこでも大丈夫だと思わせてくれる。

 

この感謝の気持ちも暖かさも大事に握りしめて、頑張りすぎずに頑張っていきます。

ありがとうございます。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

ではまた。

冬が始まるっぽい

(今回は日記に近いです)

冬がはじまるっぽいので、今日はパタパタと冬支度の買い物をしてみた。

今まで以上に長風呂になるだろうから風呂グッズが中心だった。

 

お風呂の掃除用具。

お風呂でのリラックス用にミルク入浴剤とお香。

風呂上がりのスキンケアにニベア

 

顔にニベアを塗りたくってると、なんだか冬が始まったんだなぁという実感がとても湧いてくる気がする。

なんというか、あの独特のミルクのような石鹸のような香りは冬にとても合う気がする。

冬になって乾燥しやすくなるから頻繁につけるからというのもあるだろうけども 笑

僕の体は季節の移ろいに対応しないと微妙に体調を崩したり、不調を感じる部位が出てくるポンコツボディなので四季の移ろいは楽しみではなく、戦う相手だなぁとも思う。

思えば、去年の冬は弟との生活の終わりを感じながら家の中のものを段ボールに詰めまくる

寒さと引越しという恐ろしいタッグと戦っていた。

今年の冬は少しでも落ち着いて過ごせればいいなと思う。

それこそ、ホットミルクでも飲んでボーッと本を読んだり、おでんや鍋とビールを合わせてしっとり飲むなんて出来たら最高だなぁなんて思ってる。

そんな風にゆっくり過ごせたら最高だけど、なんやかんや、やることたくさんになってバタバタしちゃうんやろなぁ… 笑

 

気長にボチボチのんびり出来る様にやっていければなと思います。

 

今日はぐだぐだな日記調でした。

冬だし、のんびりしていきましょうよ。

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

ではまた。